60代男性|奥歯にインプラントは骨を増やす手術が必要と言われたのでインプラント以外で治療してほしい
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Sex : male
Name : 60代男性
| 主訴 | 左上の奥歯のブリッジがグラグラになってしまい、抜歯してなくなったのでインプラントを検討したが、他院で骨が足りないと言われ持病もあるためインプラント以外で検討している。一般的な入れ歯だと見た目が悪く、よく噛めないと聞いたので、何か良い治療方法があれば治療してほしい。 |
|---|---|
| 治療内容 | 欠損補綴治療、噛み合わせ治療、ドイツ式入れ歯治療、テレスコープ義歯治療、歯周病治療、虫歯治療、根管治療、審美治療 |
| 治療費 | 上顎:自身の歯を8本利用したコーヌス(AGC)テレスコープ308万円(税込) ※治療費は治療当時の費用です。現在の費用と異なる場合があります。 |
| リスク | 口腔内に変化があるため慣れが必要 |
最終更新日:2026年3月17日
歯がボロボロ、グラグラでお困りの方の治療専門、このは歯科クリニック(東京都文京区)院長の小西浩介です。

【執筆者紹介】歯がボロボロの方を治療した症例コンテストで数々の受賞歴をもつ、東京の「このは歯科クリニック」院長 小西浩介の経歴紹介
今回は、奥歯にインプラントをしようと思ったものの、骨が足りないため、骨を増やす手術(骨造成)が必要と言われ、普通の入れ歯ではないドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)で治療をしたいという60代男性の症例を解説します。
症例概要

上の奥歯にインプラントができないと言われたのでインプラント以外で治療してほしい60代男性の患者さんにドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)の種類の1つであるAGCテレスコープで治療を行った症例です。
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治療の概要・流れ

治療前

治療前の上あごの歯の状態
左上の奥歯を抜歯してからインプラント治療を検討されていましたが、大がかりな骨造成が必要となり、インプラント治療以外で相談するため来院されました。
今回はインプラント治療は行わず、ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)で治療を計画することとしました。
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上の歯の残りは 8本ありますが、すべて被せ物をしており、もともと歯が ない部分はブリッジになっていたり、虫歯になっているところも確認できました。
8本のうち2本は神経がある歯(生活歯)で残り 6本は神経のない歯(失活歯)でした。


すべての虫歯治療や根の治療(根管治療)を終えて最後はAGCテレスコープ義歯を装着しました。

仮義歯ではバネのような針金のひっかけである部分入れ歯のクラスプ義歯を使用していたため、最終的にクラスプがなくなり審美的にも優れ、食事も不自由なくできるとのことでした。
もし、最終的な義歯を今回のようなテレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)ではなく、クラスプ義歯やノンクラスプデンチャーと呼ばれる針金ではない樹脂でひっかけるタイプでは、残った歯にひっかけては抜けて、作り替えて、という繰り返しになってしまう可能性もあります。
テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)は従来の部分入れ歯とは全く異なり、しっかり食事もでき、見た目も自然です。
就寝時も義歯を外すことなく、将来歯を抜くことになっても作り変えることなく簡単な修理で済みます。
何より、骨がなく骨造成が必要な症例ではインプラントが長持ちしない可能性があること、過去に治療をした歯が多く将来も見据えた治療をお探しの方にとっては、取り外しができるブリッジのような義歯であるテレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)という選択肢が有効になることが多いです。

【症例集】歯がボロボロでもグラグラでも綺麗になれるBefore、After|治療方法と費用を数多くの症例で解説掲載しています
治療費用・治療期間
治療費用
治療費・仮歯・仮義歯込み上顎AGCテレスコープ308万円(税込)
※治療費用や種類は治療当時の記載であるため、現在は変更になっている可能性があります。
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治療期間
約10か月(前半約6か月は1〜2週に1回、後半約4か月は1か月に1回の来院頻度)
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この症例のポイント
テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)で治療する場合は、歯の本数がある程度残っていて生活歯が多い場合はコーヌステレスコープ、失活歯が多い場合はAGCテレスコープを選択することがあります。

AGCテレスコープの外冠の内冠に接する部分は、電鋳加工で仕上げる純 金に近い金箔のような構造で、それを包み込んでいるフレームはコバルトクロム合金を使用します。

したがって、コーヌステレスコープで使用する外冠 のフレームの白金加金合金よりも軽量化することができます。
歯の神経がな い場合、今後歯根が破折し抜歯に至ることも予想しなければなりません。本数が少なくなってくると、軽量のメリットが発揮されます。
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このように聞くと、コーヌステレスコープよりもAGCテレスコープのほうが優れているように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、 AGCテレスコープはコーヌステレスコープと違い、症例によって内冠と外冠の維持力のコントロールが難しい場合があります。

AGCテレスコープとコーヌステレスコープは似たような構造ではありますが、いずれにしてもどちらがいいのかというのではなく、より最大限にメリットを活かせるのはどちらなのかという視点で選択します。
また、この症例の方のように歯が多く残っておらず、本数が少なかったり、歯の状態がさほど良くない場合は、コーヌステレスコープやAGCテレスコープのような歯で支える義歯ではなく、レジリエンツテレスコープという歯に支えを求めない吸着という仕組みで義歯を安定させる方が望ましい場合も多々あります。
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このようにインプラント治療ができない、やりたくないという方でもテレスコープ義歯で治療できますので安心してご相談ください。

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執筆者 このは歯科クリニック 院長 小西浩介
【執筆者紹介】歯がボロボロの方の症例コンテストで数々の受賞歴を持つ総入れ歯・ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)専門の院長 小西浩介の経歴紹介
このは歯科クリニック
院長:小西 浩介(ドイツ式入れ歯・テレスコープ義歯・総入れ歯治療専門)
〒113-0001 東京都文京区白山1-33-27 HDCビル1F/2F/B1F
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